英国王のスピーチ

市民アカデミーで君主制についての講義を受けたときに勧められた映画。中国出張の帰りのフライトで見たんだけど、新元号が決まって、君主つながりで思い出したので書いてみた。

すごくよかった。正直、行きのボヘミアン・ラプソディよりよかった。

ドラマ自体はジョージ6世が吃音を克服するストーリーなんだけど、実際にはジョージ6世が王という特別な存在になることを受け入れていく過程。逆に言えば、ライオネル・ローグが吃音治療を通して、それを受け入れさせていく過程だ。ライオネルは友人として平等な立場で治療に当たっているけど、本当は最初からバーティを王として扱っていたのだと思う。

スピーチは感動した。講義で「旧体制」として位置づけられがちな君主制が今も残る理由は何か、その(今日の)意義は何かを検討したんだけど、その知識があって見たから余計なのかもしれない。

1つだけ、映画の誇張なのかもしれないけど、エドワード8世があまりにも典型的で、そこはちょっと不満かな。

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