練習再開

武術学校通いを再開した。今学期はSちゃんが一緒に通うことになったのでうれしい。

まず事務局に行って「また来たよー」とあいさつ。あと1週間で国慶節の休みなので、事務局的には国慶節明けから始動ということになったが、実際には今日から練習だっ!

体育館に行くと馬3先生がいた。えっ、フランスに行ったんじゃないの。馬3先生「その話はなしになったんだ」しえー、じゃあ早く練習にくればよかった。馬3先生「でも今度は11月にポーランドに行くことになった」忙しい人だ。

今学期のメンバーは私とSちゃんのほか、このあいだ私をつかまえたオーストラリアのMくん、この武術学校の寮に入っているアメリカのHくん。来週からはイタリアのLくんと、いずれはイギリスのTくんも帰ってくるだろうと思われる。馬3先生「スイスからも1人来ることになってる」うわあ。

前学期は西洋チームの中国語がまださほど達者でなく、馬3先生が英語と中国語の両方で教えていたが、今学期になって彼らの中国語にめざましい進歩が見られているため、ほぼすべての授業が中国語でOKになった。私が通訳(中←→英)をする場面(泣)ももうないだろう。よかった…ほんとに。

ウォーミングアップをして、さしあたり前学期にならった套路をやってみろと言われたので、やってみた。馬3先生「套路は忘れてないね。でもずっと練習してなかっただろう」はい、そうです、その通りです。こんだけバレバレだと、抵抗も言い訳もなし。馬3先生「まあ少しずつ慣らして、そのうち新しいのをやろう」はい、がんばります。

Sちゃんは子どもについて基本動作を練習していた。武術の基本なんて、ひらたくいえば中腰→しゃがむ→中腰→しゃがむの繰り返しだけなので、つらいことこの上ない。それから比べれば私のやってる套路練習なんて「哼着歌」練習だ。

しかしSちゃんはそれを文句も言わず延々と子どもについてやっていた。あとから聞くと「つらくて休みたかったんだけど、子どもが一所懸命教えてくれたから休むって言いづらくって」と言う。言いづらいだけで続けられるのか。ふつうは言いやすい言いづらいよりも体がついて行かないと思うぞ。Sちゃんはめちゃくちゃ強いか、めちゃくちゃ鈍いかのどっちかだ。

終わってからSちゃんとMくんとで真っ赤な夕日を見ながら、きれいな植え込みのある歩道を歩いて帰った。やっぱ気持ちいい!

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コメント

  1. こつぶ より:

    すごく国際的な武術学校ですね!日本では「七剣」の映画の宣伝してますよ~。うちのお子のカンフーはあらまぁ~って感じですが、友だちが先生から剣をいただいてその練習が始まったので、とってもうらやましいみたいです。

  2. cowley より:

    私のカンフーも今ではもうあらまぁ~って感じになりました。子どもは武器の練習が始まると燃えますね。今度いっしょに通うSちゃんも剣をやることになっているので、はりきってます。私も何か武器の練習をしようかなあ。

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