文芸晩会

西安外語漢学院の留学生と中国人学生の交流週間だ。昨日の朗読大会もそのイベントの一環だった。(知らなかった…)

今日は最後のイベント、「異域同声文芸晩会」。要するに学芸会みたいなものだ。歌あり、踊りあり、相声あり、武術あり、めちゃくちゃに盛り上がった3時間だった。

日本人留学生は「ねぶた踊り」を披露した。毎晩練習しているのを見かけたが、とても息が合っていた。韓国の子が「日本の踊り、よかった、よかった」としきりにほめてくれる。まんざらお世辞でもなさそうだった。

テープの音がちょっと小さかったのが残念。でも日本だとこれくらいが普通なんだろうと思う。中国はとにかくやたらに音量がでかすぎる。

1つとても頭にきたこと。司会者は2人の中国人と韓国人、アメリカ人の4人だったが、この外国人2人がものすごく中国語がうまい。ハンパじゃなくうまい。ところが、アメリカ人の司会者が何か言うと、中国人学生がドッと笑うのだ。(留学生と中国人学生は別々の区画に座らされたので、笑っているのが誰かはすぐわかる)

たぶんあまりにも上手な中国語なので、驚きと賞賛のこもった笑いなのだということは理解できないでもないが、失礼じゃないのか。韓国人の司会者が中国語を話すときは別に笑ったりしないのだ。あまりにも笑われるので、最後はとても困った様子だった。

外国語を専攻し、外国人との交流の最先端に出て行くはずの学生がこの有様だ。流暢な英語でしゃべる中国人学生を見かけるのは日常茶飯事だが、言葉がどんなにできても国際人とはいえない、という典型的な見本だと思う。

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