北緯43度のコールドケース

こんな本読んだ
札幌が舞台。以前住んでいたので、「あーあそこか…」とわかる場面があって、楽しかった。とはいえ、それはおまけの部分。
正直、最初は読みにくかった。事件が起こり、異動になったところで時系列や事件の前後関係がわからなくなり、いらいらさせられた。だんだんつながっては来たけど。
人物像は描き込みが足りない気がする。瀧本と奈良と浅野の区別がつかなくなるというか、顔が見えないというか。主人公もあまり魅力的ではない。不思議なことに、女性が描く女性の主人公って、アンドロイドみたいな感じがすることがある。
ただ事件自体は面白かった。犯人は意外な人物ではないのに、意外性があった。

 

アイキャッチ:May_hokkaidoによるPixabayからの画像
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