八卦掌講習会

土日で東京から先生をお招きして、八卦掌の講習会が行われた。なーんていうと仰々しいのだが、その先生というのは、私の20年来の悪友というか戦友というか飲み仲間というかである。

土曜日は卒業式のあと袴をぬいだら、練習もしてないのに講習会第1日を終わったメンバーとともに飲み会にだけは参加し、仲間うちで有名なねぎ鮪鍋をいただく。あっさりしたダシにねぎの甘みが出てものすごくおいしかったです。ちなみにお店は、電車通りのうめ野。

そして昨日は講習会に参加。八卦掌はどっちかつぅと私の守備範囲ではない拳種で、見たことはあるし遊びでやってみたことはあるけど、きちんと習うのはこの講習会が始まった2年ほど前からである。毎回講習会ではそれなりにちゃんと練習し、それなりにちゃんと理解しているのだが、次の講習会までにはきれいさっぱり忘れている。

昨日も「前回の講習会の会場はどこどこだった」「そのあと、どこどこで飲みましたね」「そうそう、○○がすごくおいしかった」と、飲み会のことはものすごくよく覚えてるのに、講習会で習ったことは何ひとつ覚えておらず、「この動作は初めて習いますね」「…いや、前回もやりました」という状態だ。

メンバーの中に、大学生で腹が立つくらい太極拳の上手な男の子がいるのだが、その子も「全っ然覚えられんっ!」といらついている。はっはっは、ざまあみろ。

初めてやる拳種であっても、動きや力の使い方が自分の得意な拳種に近いものは覚えやすいのだが、そうでないものは脳の中に身体を動かす回路ができあがっていないから、なかなか覚えられない。回路ができるまではとにかく練習するしかないんだけど、たとえ覚えられないにしても、新しい回路を作ろうとして脳を使うこと自体がいいことなんだよと言い訳しつつ講習会を終了。

その後、友人のフライトまでの時間、お疲れさま~とビールを飲んだのだが、目の前でチーズをひいてかけてくれるジャーマンポテトがめちゃくちゃおいしかった。もしかして、飲み会のことは鮮明に覚えてるっていうのは、脳の中に飲み会に関する回路ができあがってるから?

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