メディアマーカー

これまで読書記録にブクログをずっと使ってきましたが、メディアマーカーに乗り換えることにしました。

いくつか理由がありますが、最大の理由は、ブクログでは非公開が選べないこと。特に私は、楽しみのために読んだ本を公開することに抵抗はないのですが、研究や論文のために読んだ本は公開したくないのです。分厚い学術書を毎回全部読破するわけでもないので、登録するのに気が引けるつまみ食いの本もたくさんあります。

しかし、そういう研究のための本こそ、PCを使って管理したい。文献リストで見つけた本をクラウドに登録しておいて、書店で見て買うとか、図書館で探すとかなんて、今や当たり前のことだと思います。

書評などで見つけた気になる本を登録して非公開にしておくっていうのもやりたい。登録しておいたけど、結局読む前に興味がなくなるっていうこともあるので、そういう積ん読以前の本を公開するのも抵抗があり、ぜひ非公開にしたいのです。

でもブクログでは、非公開で使うには有料プラン(そこそこお高い)を使わなくてはなりません。ブクログはこのまま利用して、非公開にできる別の読書管理サービスを使うことも考えましたが、2つのサービスを管理するのはめんどくさい。こういうサービスは一本化できるからこそ価値があるのです。とすると、もうブクログは使えないということになります。

それから、私は本に限らずいろんなことをEvernoteに記録しているのですが、ブクログからEvernoteの同期にはIFTTTを使わなくてはなりません。今のところうまく同期してくれているのですが、最初設定するときはかなり苦労しました。でもメディアマーカーは直接Evernoteに投稿できて、別のサービスをはさむ必要がないので、不具合がおきにくいです。

追記
Evernoteはサービス変更があって、メディアマーカーからEvernoteへのメール投稿ができなくなってしまってました。Evernoteにアップするのはほとんど文字情報で、ベーシックプランでも容量が余るくらいだし、ほかにどうしてもほしい機能があるわけでもないのでアップグレードするつもりはさらさらありません。
そこでIFTTT。メディアマーカーのバインダーを公開にし、公開したくない本は1冊ずつ非公開にして対応します。未読の本はEvernoteに記録しないので、読了のリストからRSSを取得してIFTTTのレシピを作り、Evernoteと連携しました。

このブログの右下に、公開してもいい読んだ本をリストアップしています。これもブクログのブログパーツを使っていたのですが、デザインがあまり気に入らない。本棚じゃなく、シンプルな本のリストにしたくてあれこれ調べて苦労して作りました。でもこれもメディアマーカーは簡単にできました。右下にMediamarkerのリンクが貼られますが、めだたない文字だけなので許容範囲内です。

メディアマーカーでは、バインダー全体を非公開にして、カテゴリーやタグで公開してもいい本だけをブログパーツにして、ブログに貼っています。私がどんな本を読んでるかなんて気になる人はいないでしょうけど、ブログ自体が生存確認用なので、読んだ本くらいなら報告してもいいですよね。

追記
メディアマーカーは細かく公開・非公開が設定できます。最初は公開していい本としたくない本でタグを分け、ブログパーツのスクリプトを取得するときに指定していました。Evernoteとの連携の都合上、バインダー全体を非公開にすることはできないみたいなので(IFTTTがRSSを認識できない)、1冊ずつ公開・非公開を設定する方法にしました。ラジオボタンで簡単に変えられます。

そんなわけで、ヒマな時間にちまちまとブクログからメディアマーカーに引っ越しました。今のところ機能には満足しています。ブクログはこのままほっときますが、いつかアカウントを削除するかもしれません。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019

コメント

タイトルとURLをコピーしました