お食事会

「中国語を勉強したいので、中国人の先生を紹介してほしい」とずっと以前に人に頼まれ、大学院の同学を紹介した。彼は真面目で何より日本語がしっかりしてるので、初級レベルの人を教えるには最適だと思ったからだ。案の定、とてもいいレッスンだったそうで、紹介した私は大いに面目をほどこした。

彼は3月で卒業し、中国に帰ることになったのだが、その方が紹介者の私も含めて最後に食事を、と誘ってくださった。私はたまたま近くに適当な人がいたから右から左へ紹介しただけで、何もしてはいないのだが、同学の彼とも最後になるし、ずうずうしく出かけていった。

おすしをいただきながらレッスンの様子や中国のことなど話題がつきない。日本酒大好きという彼に「最後だから飲んで」と勧めるのだが、例によって遠慮してメニューの一番安い銘柄ばかりを言う。

「今度中国に行くときには、日本酒もっていってあげるからね」と言いながら、こんな楽しい食事会をぜひ今度は中国でやりたいねと意見が一致した。彼が「そのときにはごちそうします」と言うので、もう絶対に行かなければならない。うん、絶対に行くゾ!

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コメント

  1. Shira より:

    いい話ですね!
    教師探しはいつも難しいです。私も東京に通える身ながら、どの門を叩けばよいのかわからず動けないでいる始末。

  2. cowley より:

    私は東京にいる間に6つの学校で中国語を勉強しました。総じていい学校、いい先生にあたりましたが、相性や縁ってのもありますね。
    あちこち問い合わせてぜひ納得いくところを見つけてください。

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