お疲れ。

かなり気の張るパーティの通訳をしました。20人に満たない小さなパーティですが、私以外に中国側にも1人通訳がいて、中国語・日本語の両方ができる方がさらに2人。通訳が1人しかいないとその人の訳してる話題しかなくて、しーんとした感じになっちゃいますが、これだけ通訳できる人がいると、いくつもの話題が同時進行して賑やかです。

通訳としては、1人体制の場合、自分がしゃべらなければパーティが成り立たないので、どんなに勧められても素晴らしいお料理に手をつける時間はありません。とはいえ、今回のように通訳が何人かいる場合も、ほかの方が通訳をしている時にのうのうとおいしいものを食べているのはものすごい罪悪感があり(特に日中両方を話せるお客様が成り行き上、通訳をされている時など)、やっぱりとても食べていられません。いつ振られてもOK!なように、ちびちびウーロン茶など飲みつつ待機しているわけです。

その間は緊張もしているので全くお腹がすかないのですが、いざ終わってお客様をお送りし、「お疲れさまでした~~」となってから急にどっと空腹感が襲います。まだ頭に熱がこもったように神経が高ぶっているし、こういうときはがーっと飲んで寝てしまうに限ります。

ということで、夜遅くまで営業しているスーパーかコンビニでおつまみと缶チューハイを買って家で一人酒。なぜかブラックスーツを着て行かなきゃならないセレブなパーティほど、この傾向が強いかも…。ストレス発散なんでしょうね。

でも、実はみじめな感じはしないんです。あまり通訳の出来がよくなくても、その時だけは「まあまあ、よくがんばったんじゃない?」と自分で自分をねぎらう時間。もちろん豪華な料理があればいいけど、その時間を楽しめるなら食べるものは何でもいいっつうことです。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019

コメント

  1. mura より:

    そういう時のお酒、すっごい美味しいだろうなぁ~と思います。

  2. cowley より:

    そうなんですぅ。
    いつもは1缶でOKなんですが、ついつい2本目に手が出ますね。

タイトルとURLをコピーしました