(何度目かの)中国語教室に通い始めた友人に、「どお?」と聞いたら「deがわからん」との答え。
「deって得るのde?」「得るのde。」そうか、やっぱりそうなんだね。
教科書の補語は、たいてい得で導かれる様態補語/程度補語が最初に出てくることが多いです。「得」という目印があるだけ文型がはっきりしてると思うんですが、それでもなかなかわかりにくいようで、私の学生たちもドリルをやりながら頭をかきむしってたりします。
「日本語には補語がないから、わかりにくくても当然なのよ、あまり思い詰めずに、まずはそのまま形を覚えましょう。(方向補語、結果補語になったらもっとわかりにくいのよ、あきらめてちょうだい)」などとなぐさめつつ。
とにかくパターンに慣れさせようと思うんですが、「わかった!」と気持ちいい反応がないまま次へ進まざるを得ないのが現状で、つくづく無力を感じます。
私は補語をいつ頃どういうふうに理解したのかもうあまり思い出せないので、何か手がかりがあるかと思い、昔中国語を勉強していた時のノートを出してきました。本当に最初の1年くらいのものはありませんが、さまよえる中級どころか初級でもがいていた頃のものがまだあります。何かヒントが見つかるといいなあ。
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