第2週 北京

しかし北京は大きいですねえ。北京に来るときは、大会やらセミナーやらに参加するために来ることがほとんどで、移動は主催者の準備した車です。自分で大会会場に行くのがこんなに遠かったなんて。

まあいいですよ、昼間は。夜の部の競技が終わったら10時を過ぎていて、そこから最寄り(もちろん、日本の最寄りの概念とは違いすぎる)の地下鉄駅に行くと、すでに最終が出てしまってました。まだ会場に残っている観客もたくさんいるのに、どうするんだろう。駅前にバス停はあるけど、どこに行くのかもよくわからず、まだバスが来るのかどうかもよくわからず(最終の時間は書いてあるけど、そのバス停の時間じゃなく、始点のバス停の時間だから)、そしてタクシーは影も形も見えない。翌朝6時にはホテルをチェックアウトする予定なのに、このままここで夜を明かすのかとさえ思いました。途方に暮れてとりあえず数人の人たちととぼとぼ歩いていたら、奇跡のようにタクシーが通りかかりました。よかった…。乗ったらわずか20分でホテルに着きました。初めて1人で中国旅行をするような心細さを再び味わいました。

突然話題は変わりますが、今週の残念大賞は北京のインターナショナルな地下鉄「国贸」駅で見かけた20代の女性。背中がかくれるほどの長い髪を縦カールし、全体に同系色の糸で刺繍のある紺のワンピース、黒いハイヒールの上、足首にはなんと(プリントだろうけど)梅の枝のタトゥー。なかなかじゃないの、といいたいところだったけど、そのタトゥーの上、ふくらはぎには点々と蚊にくわれた跡が…。

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