科学事件 (岩波新書 新赤版 (663)) (日本語)
柴田 鉄治 (著)
柴田 鉄治 (著)
筆者は新聞社の科学部にいたとのことで、事件に対するメディアの扱いにかなり重点を置いて書かれている。一般市民はこうした事件をほとんどメディアから知るわけで、メディアの見方イコール市民の考え方になる傾向があるだろう。記者がどう考えてどんな記事にしたかを客観的に見られて面白い書き方だと思う。
最初の「脳死・臓器移植」の章が衝撃的だった。
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