東京へ行ったついでに見てきた。
友人の間では絶賛されていて、「涙がとまらなかった」といった感想もあったけど、正直そこまでではなかったかな。
戦争に運命を左右される人はたくさんいるけど、湾生の人たちはなつかしい地にまた行くことができるし、なつかしい人に会うこともできる。まだ恵まれている方だ。もちろん、戦争によって変えられてしまった自分の人生にはくやしさや悲しさやいろんな思いがあって、それは恵まれているからといって軽くなるわけではないけど。
強いて言えば、やっぱり映画の作り方かなあ…。お涙頂戴とは言わないまでも、「泣くよね」と想定した映画のように感じられる。ちょっと重い。
あと「ふるさと」は…。本人たちにとって大切な歌で、それが事実だということはわかるけど、この歌はあまりにも使い古されてしまっていて、すれた日本人(私)は白けてしまうんだよね。
そんなわけで、私にはいま一つだった。
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