听写お助けソフト

听写は私の中国語学習の柱の1つになっていて、今は諸事情により(なぜ隠す?)ちょっとお休み中なんだけど、晴れて解放されたあかつきにはまた取り組みたいと思っている。

しかし実は、听写をするにあたって根本的な悩みがずーっとある。以前にもちょっと書いたと思うけど、カセットでやるにしても、MDでやるにしても、デジタルプレーヤーでやるにしても、いったんとめると次に始まるときに少ーしだけ進んでしまうこと。巻き戻しをするとそれがくせになってしまうので、とめたところまで書いたらすぐ次から進められるのがいいんだけど、どうしても2、3語流れてしまう。そして私は、その2、3語がわからないと次が聞き取れなくなる情けないレベルなんである。

これまでいろいろ試したところ、カセットテープが一番進む程度が少なく(場合によってはまったく巻き戻さなくてすむ場合もある)、巻き戻すにしても細かいコントロールがしやすいという結論に達した。だから私はどんな音源も全部いったんカセットテープにして听写している。しかし依然として、その都度えんぴつを置いてできるだけたくさん戻らないように気をつけながら、流れた2、3語だけ巻き戻すっていう作業が残る。きぃぃー。

ところで、最近はあまりやらなくなったけど、以前よく仕事でテープ起こしをやった。何にでも専用機というのはあるもので、とめたときに設定された秒数だけ巻き戻してとめることができるテレコがある。そしてさらに、両手をキーボードから離さなくてもすむように、その操作を足でやることもできるんである。いやあーあれは快適ですよお。当時はもんのすごく高い機械で自分では持ってなかったんだけど、使わせてもらうと身も心もとろけるような作業効率だったっけ… 

最近、MDプレーヤーにつなげられるテープ起こし用のフットスイッチが1万円を切っているということを知り、听写用に(そして忘れた頃にたまに入ってくるテープ起こしの仕事用に)真剣に購入を考えていた。

ところがなんと、今やパソコン上でこれと同様の機能をもつフリーソフトがあるということが判明。その名も「おこしやす」。やはりテープ起こしをやっているオコシストの方の開発によるもので、wavやmp3音源を再生し、再生・停止に自分の好きなキーを割り当てることができ、なおかつ設定された秒数だけ巻き戻してとめることができるんである! すんごおーい。さっそくダウンロードした。

私は听写で使うことを想定しているので(開発者の方、ごめんなさい)再生・停止のキーをキーボードの手前にあるAltにし(なんだっていいですよ)、左手でそれを操作しながら、右手で書き取ることにした。巻き戻し秒数は1秒で十分。おおお、快適である。本来のテープ起こし作業の使い勝手は不明。今度仕事が来たら(来んの?)使ってみよう。

ただ、もとの音源がカセット(中国で買った教材とか)だったりすると、いったんそれをPCに取り込まなきゃならないんだけど、でも取り込んでしまえばデジタルプレーヤーで聞くこともできるし、大して大変ではないのでそれくらいの手間はかけましょう。

それと、おこしやすをインストールしたパソコンがなければできないので、出かけて時間つぶしにカフェでとかいうのはムリ。まあそんな落ち着かない状況で听写するのはやめて、ほかの勉強をすることにしましょう。そもそもカフェは勉強するとこじゃないし。

私と同様に听写の音流れ問題でお悩みの方の参考になれば。

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