引き続き坂とイカの港町から。街中をぶらぶら歩いていたら、老舗らしき中華料理やさんにこんなメニューが!
いったい、なんじゃ「クローヨ」って。見た目は酢豚なんだけど。連れは「ローは肉かなあ」と言う。そっか、もしかしたら「ク」は「古」かもしれない。でも、「ヨ」って? とにかく中国語の何がどうなってクローヨなのか皆目見当もつかない。
とても気になるのでネットで検索してみたら、約1000件ものヒット。記事の多くがこの街のこの中華料理やさんに関するもので、つまり、ある意味で有名店なんですね。
さて、それらの記事によると、この街では酢豚のことをクローヨと言い習わしているそうで、もとは広東語の「古咾肉」のなまりだとか。うーん、謎というわけではなかったようだ。
それにしてもこの街はお店の名前も、ほかの街とはちょっと違っています。
市場→廉売(市場っていってるところもあるけど)
文房具店→紙店
和菓子店→餅店
昔からの言い方なんでしょうね、歴史のある街ですからね。
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コメント
おお、クーローヨッ、日本でも仮名書きでしたか!
横浜だと、中華街でもその他でも、メニューに
古咾肉と書いてあって「スブタ」とルビをふっている店がけっこうあります...。
Shiraさん
わかればなあんだ、なんですけど、最初に見たときには「ロシア料理か?」と思いました。よく考えてみたら「スブタ」ってどこをとっても日本語でしたね。
香港でもお菓子屋さんのこと餅店っていいますよね。さすが港町、エキゾチックですな~
日本人は「餅」っていうと、なんとなくお腹にたまりそうな気がしますね。私は磯辺巻きが好き。
クローヨは小学校の給食に時々出てきました。とにかくまずくて、クローヨが出る日は朝から気分が沈んでいたと思います。同級生の間でも不人気でした。その後、クローヨ=酢豚=古咾肉だと分かりましたが、未だに苦手で、もう20年近く口にしていないです。クローヨ……文字通り苦い思い出です。
ふーむ、クローヨは北海道のいくつかの地域で使われているんですね。給食にまで出ているとは。うちの主人は知りませんでした。
でもまずかったと聞いてちょっとがっかり…。ハイカラでおいしそうな名前だったのに。