ピエタ

こんな本読んだ
大島真寿美/著
やわらかで静かな友情。かといって甘いだけではなく、「信じる」ことに支えられた女性たちの毅然とした言葉や行動が少しずつ染み入ってくるような文章だった。

当時のベネツィアの景色や風習、演奏の様子なんかをもっと詳細に描いてほしかったなあという少しばかりの不満はあるけど、楽譜探しのストーリー自体もなかなか複雑で、読み応えのある作品だった。

オーディブルの評判がいいみたいだけど、確かに音で聞いたら気持ちよさそうだなと思う。

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