キクタンリピーティング続き

中国語

キクタン中国語【上級編】の例文リピーティングを始めて2か月くらいたちました。

例によって休みながら続けていて、今、第5週が終わったあたりなので、のんびりとはしていますが、いいペースでやれているんじゃないかと思います。

このトレーニングを続けていて気づいたことがいくつかあるので、書いてみますね。

1つめは、日本人なら誰でも抱えている問題。たぶん中国語中上級者あるあるだと思いますが、初めて見る単語でも、漢字1つ1つの意味というか、ニュアンスがわかっていれば、その単語のだいたいの意味は想像がつきます。でも音にすると「なんじゃ、これ?」になる。音と文字が結びつかないというやつです。もうこれは、聞いて、自分で言って、知覚した「音波」を頭の中の文字と結びつける以外にないです。

2つめは、見たことのない漢字とか、見たことのある漢字だけど自分が想像したのと意味が全然違うという場合。これもちょくちょくあります。でも印象が強いので、意味の想像がつく単語より案外覚えやすいかもしれません。

キクタンの例文とは関係ないですが、成語でも意味が想像つくものと、つかないものがありますね。想像つかないものは「故事」から取られていることが多い。これは故事もセットで覚えるのが王道なのだと思います。その意味で、『中国語の環』から作られたこの参考書はよさそうです。

日本中国語検定協会『中国語の環』編集室/著

3つめは、単語の問題ではなく、口が回らない問題。今、仕事でたまに中国語をしゃべることがあって、その時はなんとか話せているのに、この例文リピーティングをすると全然口が回らない。j、q、xがzh、chi、shiになってしまう(なぜか何でも舌を巻こうとしてしまう)という私のがんこな癖がこれでもかと顔を出します。j、q、xとzh、chi、shiがランダムに連続すると、もうお手上げです。

不思議なことに、これ、しゃべるスピードを落としても治らないんですよね。1単語ずつ区切れば、確かに正確に発音できるんですが、文が流れていると、早くてもゆっくりでもひっかかります。これって何が影響しているんだろうと、ひっかかるたびに考えています。

こんな感じで、あれこれ気づきながらリピーティング、続けています。始めた時は3周して30分くらいと書いていましたが、最近はむしろ時間がかかるようになってきました。丁寧にやってるからなのか、単に口が回ってないのか、集中力がなくなっているのか、理由はわかりません。

とはいえ、たぶんすぐに忘れてしまうんでしょうけど、自分では絶対に言わない言い回しを練習するのが、身が引き締まるようで楽しいです。

だいたい3分の1終わりました。引き続きやっていきます。

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