しばしお別れ

夏休み前の武術の練習は今日は最後だ。学院の子どもも家に帰ってしまってほとんど残っていない。子どもがいつも遊んでいた、チラシを折って作ったメンコがいくつか散らばっている。練習中にもまた1人子どもを迎えにきたお母さんがいて、先生と話をしていた。子どもがいないと練習に集中はできるが、なんとなくさびしい。いるとあんなにうるさいのに。

またすぐ戻ってくるのだが、なんとなく離れがたい。先生は8月から2ヵ月くらいヨーロッパに呼ばれて行くかもしれないというので「困るから早く帰って来てね」と念を押す。自分だって帰るのに、図々しい生徒だ。

先生はその図々しい生徒に「日本でゆっくりして来い」と言っておみやげをくれた。反対だろう、ふつう。私からは何もあげるものがない。習ったことを日本できちんと練習して、次に会うときに怒られないようにしておきます。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2020

コメント

タイトルとURLをコピーしました