「通訳式トレーニング」終了しました

中国語

やっと終わりました!

NHK出版/編集 大森喜久恵/講師

昨年10月からのステップアップ中国語「補語が決め手!」がおもしろくて3か月聞きました。講座が終わってから、勉強のリズムができたので、このまま終わるのはもったいないなと思い、引き続き「通訳式トレーニングでレベルアップ!」をやり始めました。

1月7日から始めたのですが、終わったのは6月23日。仕事が変わったり、引っ越しがあったりとバタバタしていたので、どうせ放送と同時進行ではできないから、ぼつぼつやろうと最初から思っていたのが逆によくて、完走できました。

この番組、再放送を重ねて、たぶん3回くらい放送されています。何回目の放送の時かわかりませんが、いつかやろうと思い、テキストを買って放送も録音していたので、それを引っ張り出してやりました。

やり方はこんな感じ。1課を2日でやります。

(1) 基本的にテキストは見ません。どうしてもわからない単語や言い回しがあったら見ることにしていましたが、ほとんど見ないでやることができました。

(2) 最初の単語は1語ずつ口に出してリピート。全課をやり終えてから、中国語を聞いたら録音を止めて日本語で言う「クイックレスポンス」をやればよかったと思いました。

(3) 本文を聞いて質問の答えを書いておきます。その後、説明を聞いて答え合わせ。

(4) 四文字表現などの解説を聞きます。これは自分では言わないなあと思う表現などはメモ。

(5) 訳し戻し。この練習がすごく好きです。1文じゃなく、3文くらいやってほしかったなあ。

(6) 最後に本文がもう1回流れます。ここでシャドウイング。最初は5回やっていましたが、しばらくしてから、テキストで推奨しているとおり、①本文を見ながら3回、②キーワードを見ながら3回、③閉本で3回、合計9回に変えました。

これで1日目は終了です。だいたい30~40分。

2日目は放送にないけど、テキストに掲載されているおまけの訳し戻しをやります。音声はNHKのサイトにあったので、パソコンで再生しながら録音する、というめちゃくちゃアナログな方法で全24課分を保存してありました。あのころはヒマだったなあ。

(1) 1課につき8文あるので、まず音声を聞いてリピーティング。1回で言えることはあまりなく、ちらちらテキストを見ながら何度も言い、見ないで言えたら次の文に進みます。これを3周。

(2) 次に訳し戻しをやります。1文聞いて、それを日本語に訳し、続いて元の中国語を言います。それを8文×3周。

2日目の訳し戻しレッスンも、全部で40~50分くらい。

24課やり遂げて、達成感あります。テキストはほとんど見ず、耳と口だけの訓練で、楽しかった! シャドウイングや訳し戻しを何度かやっていると、だんだん自分が頭と口だけになっちゃった感覚になります。通訳やってたときはよくこういう感覚になったなあ。いわゆる「ハイ」ってやつですね。

断続的でも最後までやれたのは、一にも二にも放送がよかったからです。通訳訓練としては入門か初級レベルだと思いますが、今の私にちょうどよかった。

分量も適当で、録音を止めながら練習しても1時間以内で終わります。やっぱり1時間超えると集中力が切れちゃうので、「できた!」と思ったところで終えられるのがいいです。

それと内容が豊富で、工夫しだいでいろんな練習ができます。訳し戻しというのは負荷が高いですが、とてもいい練習で、放送にない、おまけの訳し戻しもやりきることができました。

あと、ときどき入る大森喜久恵先生の励ましがうれしい。「練習は裏切らないと信じてがんばりましょう」というひと言がほっとさせてくれました。これはやっぱり放送ならでは。

というわけで、ステップアップ中国語「通訳式トレーニングでレベルアップ!」終了。

最後にこの番組っていうのは象徴的です。できれば、続編を放送してほしい! と思いますが、ステップアップ中国語そのものさえなくなったのに、夢のまた夢でしょうね。

何か通訳テキストをやろうかなと思って書店で見てみましたが、やっぱレベルが高い。私には無理かな。

このテキストはちょうどいいんですが、以前教室で何周かやったんですよね。

高田裕子/著 毛燕/著

まあ復習すればいいんですけどね、このテキストも、NHKの講座も。

と思いつつ、ちょっと目先を変えて何かまた次の勉強を探してみます。

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